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- 2018.05.28
- 紬(野良着)ではない黄八丈 ~風土、歴史編~
- 本場黄八丈(以下黄八丈)は数ある伝統工芸織物の中でもトップクラスの価格帯に位置しています。強く打ち込まれた緯糸の確かな質感、生糸由来の煌びやかな光沢から他の産地紬と一線を画す織物といってよいでしょう。今回はそんな高級織物、黄八丈について取り上げます。
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- 2018.05.25
- 反物のハギレを使った加工品
- 通常着尺の反物の長さは3丈3尺(約12.5m)前後あり、着物を仕立てた後にはよほど長身の人でない限り生地が余ります。この半端な布切れをハギレ(端切れ)といいますが、そのまま捨ててしまうのは大変もったいないことです。今回はハギレを使った素敵なアイテムに焦点を当ててみます。
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- 2018.05.15
- 絹糸を使う白たか上布
- 上布といえば麻を材料にした上等な布という意味で、越後上布をはじめとして様々な織物が日本各地で作られてきました。無条件に麻を使った織物かというと例外もあります。今回は素材に絹を使った白たか上布の紹介です。
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- 2018.05.10
- 大島紬の生産内訳から見えてくるもの
- 本場奄美大島紬協同組合から2017年(平成29年度)の大島紬の生産数が発表されました。その内訳も発表されており、内容を分析することで現在のトレンドを知ることができます。また鹿児島産地(本場大島紬織物協同組合)からも生産数が発表されており、両者の比較からは産地の方向性が見えてきます。
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- 2018.05.06
- 波平スタイルから始める男のきもの
- 国民的テレビアニメであるサザエさん、波平さんは出勤時はスーツで出勤しますが、帰宅すればくつろぎモードの着物に着替えます。いまだに黒電話を使うという昭和な時代感覚を残していますが、そんな波平さんのスタイルに好感を持たれる方は多いと思います。
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- 2018.04.26
- きびそ糸で織り上げた工芸帯
- カイコが繭を作るときに最初に出来た部分を生皮苧(きびそ)といいます。この部分は不規則な太さで硬質なため、絹糸を作ることができません。今回はあえてその生皮芋の糸を使って織り上げた工芸帯を紹介します。
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- 2018.04.13
- 経絽のアイスコットン襦袢
- 接触冷感素材であるアイスコットンは肌からいち早く熱を奪います。肌に直接触れる襦袢だからこそ、その効果が最大限に発揮されます。アイスコットンの襦袢の新しい取り組みとして経絽のモデルが織りあがりました。
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- 2018.04.08
- 国境の島で進化する与那国花織
- 日本最西端の与那国島で作られる与那国花織、孤島という難しい環境のなか、和装品としての消費者ニーズに対応するため素材や色彩、柄を独自に発展させてきました。
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- 2018.04.03
- 手紡ぎ綿のぬくもり 丹波布の着物
- 糸づくりから人の手による手仕事で行われる織物は結城紬(絹)や越後上布/小千谷縮(麻)が有名です。古代から伝わるその技法はいずれも国の重要無形文化財に指定されており、究極の贅沢品として着物好きの垂涎の的となっています。今回は同じ手紡ぎの糸(綿)で織り上げた丹波布の着尺を紹介します。
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