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- ブログ -
問屋の仕事場から

商品、産地のこと

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    2017.11.21
    伊達男のための男物白大島
    大島紬で男物の定番といえば100亀甲の絣柄で、それも藍や泥茶など濃いめの色使いが主流となっています。男性向けの着物というと濃い色であるとの固定概念があるかと思います。しかし洋服に明るい色があるのと同じで、着物も濃い色一辺倒ということはありません。今回は粋な男性のための白大島の紹介です。
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    2017.11.20
    手おりの里 金剛苑 苑内紹介編
    手おりの里・金剛苑は秦荘紬や近江上布を制作する工房に加え、美しい庭園に囲まれた織物資料館や生活資料館が併設されています。来訪者は伝統工芸士の指導のもとに機織りや藍染の体験ができ、文化財的価値のあるたくさんの資料を通じて織物の歴史にふれることができます。
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    2017.11.20
    手おりの里 金剛苑 秋の感謝祭探訪
    手おりの里金剛苑は滋賀県愛荘町にある近江上布・秦荘紬を製作している工房です。工房は四季折々の草木に囲まれた贅沢な環境の中にあり、来訪者は藍染めや機織り体験をすることができます。今回は織元が主催する秋の感謝祭(11月17日~26日まで)に訪れましたので、その内容も踏まえつつ苑の紹介をします。
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    2017.11.16
    トップクラスの生産量を誇る琉球絣
    沖縄には様々な織物がありますが、その最大の生産地が南風原町で作られる琉球絣です。その生産数は3000反以上(帯含む)になり、伝統的工芸品に指定されている織物の中ではトップクラスの量です。流通量が多いということはそれだけ消費者に支持されているということで、今回はその琉球絣の魅力を紐解いていきます。
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    2017.11.10
    紬地をつかった表装、インテリア
    紬の座布団の項では着尺や帯だけではない紬地の応用を紹介しました。今回は表装やインテリアへの展開の可能性について模索してみます。
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    2017.11.06
    パリッとした生々紬の型絵染帯 
    シンプルな柄行が多い紬には紅型などの型絵染の帯がよく合います。廣田紬では琉球紅型の他にもオリジナルの染帯を制作しています。今回紹介するのは紬を完全に精練しない生の紬地に、京染職人が丹精込めて染め上げたおしゃれ八寸帯の紹介です。
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    2017.10.30
    こだわりの草木染おしゃれ帯
    廣田紬ではおしゃれ着物に最適な工芸帯も取扱っております。織で様々な趣向を凝らした工芸帯は、染帯では表現できない洒落っ気、楽しさがあります。 今回は手織り、100%草木染にこだわった逸品を紹介します。
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    2017.10.25
    本当の風合いを取り戻す反物の地入れ(湯通し)
    一般的に織物を織る際には糸に糊をつけます。そうすることで毛羽立ちが抑えられ、糸の滑りがよくなるからです。他には糸の伸縮を抑え、経糸の強度を増す効果もあります。糊付けすることで糸が格段に扱いやすくなります。そのようにして織りあがった織物は硬さ、張りがあります。そこで一旦お湯にくぐらせて酵素で糊を取り除く作業を行うと、本来の風合いを取戻すことができるのです。この作業を地入れ(湯通し)といいます。
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    2017.10.20
    紬に最適な琉球びんがた
    琉球紅型はその鮮烈な色使いで見る人の視線を釘付にします。独特の柄の中に鮮やかな色を落とし込んでいくわけですが、色自体は派手ながらもその組み合わせの妙で全体が上品に見えます。そしてその立体感は単なる型絵染とは違う躍動感があります。
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    2017.10.18
    小千谷紬の無地着尺
    小千谷紬といえば紬糸のざっくりとした風合いと緯総絣が特徴です。多彩な柄展開が人気ですが、経緯糸ともに真綿の手つむぎ糸を使った風合いは無地の着尺としても活躍してくれます。廣田紬では白生地や淡く染めた色無地着尺として小千谷紬を誂えています。
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