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- ブログ -
問屋の仕事場から

商品、産地のこと

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    2018.01.26
    結城紬の良し悪しの見分け方
    地機織の本場結城紬(以下結城紬)は最高の風合いを持つ織物として広く認められています。結城紬は検査組合の厳しい検査基準を経て流通します。ところが結城紬の中でもその風合いに良し悪しがあることはあまり知られていません。
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    2018.01.23
    絣模様の近江ちぢみ
    近江ちぢみは経糸、緯糸ともに麻100%をつかった本格的な麻織物ですが、お手頃な価格で人気を博しています。リーズナブルな理由は自動織機の導入によりコストダウンを実現したことにあります。無地、縞、格子といったシンプルな柄展開が中心になりますが絣をつかった商品もあります。
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    2018.01.19
    男物の純草木染紬
    日本有数の豪雪地帯である魚沼地域で作られる松本夫妻の純草木染紬、染織技法にこだわるあまりごく少数の生産に限られてしまいます。その素晴らしい風合いは紬好きの玄人に愛されてきましたが、男物の展開はありませんでした。今回初めて男物にも使える(巾1尺5分以上)商品が織りあがってきました。
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    2018.01.17
    ワンランク上の麻織物 古代越後上布
    越後上布といえば麻織物の最高級品として知られています。精緻な絣の着尺は数百万円することも珍しくありません。いくら素晴らしい織物といっても普段着としてはとても現実的でない価格です。そこで本来の越後上布の風合いを出来るだけ保ったまま、素材、技法を変更することでコストダウンを実現した「古代越後上布」が登場しました。
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    2018.01.15
    下井紬の綾織無地着尺 
    下井紬の無地着尺が織りあがってきました。 紬糸ではなく、生糸をつかった綾織で、丸まなこの地紋が映える商品です。
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    2018.01.06
    平織で立体感を表現するクズシ(網代)織り
    本場久米島紬の別注品が織りあがりました。クズシ織の最高の風合いを持つ素晴らしい逸品、幅が広く男物に使うことができます。今回はクズシ織の技法をふまえて商品説明をしていきます。
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    2017.12.09
    アイスコットンを使用した綿麻襦袢
    スイス、スポエリー社の特殊紡績技術により生み出されるアイスコットン、100%天然素材の接触冷感素材として注目されています。近江ちぢみとのコラボ商品が好評ですが、直接肌に触れる襦袢こそ、その接触冷感の効果が最大限に発揮されます。
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    2017.12.04
    残糸で織られたユニーク柄の大島紬
    大島紬の精緻な絣糸は「締め機」と呼ばれる専用の機で一度織られ抜染されて作られます。一度に作る(締める)量が増えればそれだけコストダウンにつながりますので、複数ロット分がまとめて作られます。製品歩留りを考慮して少しは多めに絣糸が作られますが、製品を作るのにちょうどの量となることはありません。製品一反を作るのに満たない絣糸が残ってしまい、これらを残糸といいます。
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    2017.12.02
    ぜいたく紬地の型染め更紗帯
    遠くインドで発祥した更紗、草花や鳥獣、幾何学文様をモチーフにした染帯は見る人を楽しませてくれます。エキゾチックでありながら、和装に違和感なく溶け込むのは和更紗と呼ばれる日本独自の発展を遂げたからです。
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    2017.11.29
    久米島紬 ユイ(結)の精神が生きる幸せの織物 
    日本の紬の原点ともいえる久米島紬、国の重要無形文化財にも指定されている織物です。紬のお手本ともいえる素晴らしい風合い、島に自生する植物、大地の泥を使った染めは紬ファンの心を捉えて離しません。今回、久米島を訪れましたので久米島紬事業協同組合(以下組合)、併設されているユイマール館の紹介を踏まえつつ、久米島紬をとりまく現状について考えたいと思います。  
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