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- 2019.09.15
- 相反する機能性を実現する精好織の高級袴
- 男性の礼装として欠かせない袴、まずシワやオレを残さないためには生地の適度なハリと弾力性が求められます。様々な和のお稽古事の正装である袴はそれぞれの立ち振る舞いに応じた仕立てがされます。各所作に伴なった美が生地にも求められるのです。
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- 2019.09.11
- 竜巻絞り柄の大島紬
- 縞大島の白生地は絞り染めをすることで、様々な意匠を生み出すことができます。生地を縦方向に棒状にして糸を巻きつけて染めると、防染された箇所が縞になって残ります。竜巻絞りと呼ばれる味のある縞柄は定番で親しまれていますが、この絞り柄を絣で表現してしまうのが本場「奄美」大島紬のすごいところです。
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- 2019.09.05
- 仕立て屋泣かせの小千谷紬つなぎ柄
- 伝統的工芸品としての小千谷紬は緯絣で絣模様を出すことに特徴があります。一大産地である小千谷産地においては様々な商品が作られ、その柄のストックは膨大な数に上ります。それらの柄を複数組み合わせることで大胆な繋ぎ柄が作られています。
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- 2019.08.25
- 結城で作られる真面目な真綿諸紬
- 本場結城紬のふわりとした風合いは唯一無二の物ですが、その価格がネックとなり万人が気軽に買うことのできるものではありません。コストの大半を占める手紬糸、これを上質な手紡糸に代替することでコストダウンを実現した紬があります。
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- 2019.08.08
- 手頃な越後上布も作られています
- 越後上布といえば最高級の麻織物として知られています。生産数の少なさと、その高級車が買えるほどの価格から多くの人にとっては手が届かない織物です。
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- 2019.08.03
- 最上級のお召織物、8マルキの本塩沢
- 緯糸に強撚糸をつかったお召織物である本塩沢、表面のシボがさらりと伝わる単衣向きの織物です。亀甲絣をメインに様々な絣柄が作られていますが、大島紬並みに絣が敷き詰められた精緻な商品を紹介します。
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- 2019.07.19
- 無地の結城紬は地機織を選ぶべき理由
- 紬の王様である結城紬、基本ともいえる無地は大半が高機で織られています。高機で織ることで効率が上がり、大きなコストダウンにつながりますが思わぬ落とし穴もひそんでいます。
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- 2019.07.14
- 奄美で作られる泥染黒生地
- 大島紬には縞大島と呼ばれる自動織機で作られた廉価品があります。平滑な糸を使い織られた単純な平織ですのでデザイン以外にこれといった特徴はないのですが、奄美大島では泥染糸を使った白生地ならぬ無地の黒生地が作られています。
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