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- ブログ -
問屋の仕事場から

染織よもやま話

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    2018.04.23
    紬の着物は三代使える!?(後編)長く使うためにできること
    紬は着物の中では比較的丈夫な織物です。しかし絹織物である以上、耐摩耗性に限界があることを前回の項で記しました。今回は紬を三代にわたって引き継ぐためには、どのようにすればよいか考えてみます。
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    2018.03.24
    紬の着物は三代使える!?(前編)耐久性のお話
    紬は丈夫なので親子孫、三代にわたって着ることができるといいます。三代というと、少なくとも半世紀以上にわたって使われるということです。実際におばあさんの着物を仕立て直して着ている方や、100年以上前に作られた生地がワンピースやバックなどにリメイクされて使われています。今回は着物の耐久性について考えてみたいと思います。
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    2018.03.06
    紬とは?(本物の紬を見分ける方法) 後編
    前編では紬織物に使われる紬糸について解説しました。世の中には様々な種類の節を有する糸がありますが、本来紬糸と呼ばれているのは真綿から引き出して作ったものでした。後編では紬と呼ばれている織物について、糸の構成から分類、解説していきます。
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    2018.02.28
    紬とは?(本物の紬を見分ける方法) 前編
    「紬」というと本来は紬糸で織られた織物の総称でしたが、最近ではおしゃれ着全般のことをザックリ一纏めに言う人もいます。世の中には紬と名のつくものがたくさんありますが、節のある糸を一切使わないものもあり消費者の誤解を招いているようです。今回は紬とはなにか、すべてを定義づけするわけではありませんが一度整理してみたいと思います。  
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    2018.02.25
    着物は危険!? アゾ規制の問題
    平成28年4月に施行された家庭用品規制法(有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律)の改正(以下アゾ規制)から約2年が経過しようとしています。アパレル業界は対応に追われましたが、きもの業界でも少なからず動きがありました。
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    2018.02.09
    素材感あふれる からみ織
    からみ織とは捩り(もじり)織とも呼ばれ、緯糸に経糸をねじり絡ませていく織り方です。経糸同士を捩ることで隙間ができ、風が抜けるような涼感を演出することができます。特に自然布の夏帯は素材そのものを生かした柄を作ることができ魅力が増します。
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    2018.01.22
    反物のスリップ(引け)に注意
    紬は大変丈夫な織物ですが、写真の結城紬(単衣仕立て)のように背縫い目を中心に糸が引っ張られ、負荷が長い間かかり続け糸が切れてしまうことがあります。そうならないように居敷当(いしきあて)による補強が必要です。そして長年着用しているわけではない着物の生地が急にスリップして隙間が空いてしまうことがあります。  
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    2018.01.06
    平織で立体感を表現するクズシ(網代)織り
    本場久米島紬の別注品が織りあがりました。クズシ織の最高の風合いを持つ素晴らしい逸品、幅が広く男物に使うことができます。今回はクズシ織の技法をふまえて商品説明をしていきます。
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    2017.11.13
    織技法と原材料がわかる伝統的工芸品(織物)一覧 
    平成29年現在で伝統的工芸品の織物分野には現在37品目が指定されています。指定された織物は伝統マークの証紙を張り付けることができます。それらは伝統的技法で作られたことを証明するお墨付きともいえ、消費者にとっても見ず知らずの販売員の口上より、安心できる判断材料となっています。  
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    2017.10.25
    本当の風合いを取り戻す反物の地入れ(湯通し)
    一般的に織物を織る際には糸に糊をつけます。そうすることで毛羽立ちが抑えられ、糸の滑りがよくなるからです。他には糸の伸縮を抑え、経糸の強度を増す効果もあります。糊付けすることで糸が格段に扱いやすくなります。そのようにして織りあがった織物は硬さ、張りがあります。そこで一旦お湯にくぐらせて酵素で糊を取り除く作業を行うと、本来の風合いを取戻すことができるのです。この作業を地入れ(湯通し)といいます。
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