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- ブログ -
問屋の仕事場から

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ここでは廣田紬のホームページ内では紹介しきれない商品詳細や技術、産地のお話、
問屋ならではの情報をブログ形式で掲載させていただきます。
この場を通じて少しでも伝統工芸織物の素晴らしさを伝えることができれば幸いです。

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    2017.11.16
    トップクラスの生産量を誇る琉球絣
    沖縄には様々な織物がありますが、その最大の生産地が南風原町で作られる琉球絣です。その生産数は3000反以上(帯含む)になり、伝統的工芸品に指定されている織物の中ではトップクラスの量です。流通量が多いということはそれだけ消費者に支持されているということで、今回はその琉球絣の魅力を紐解いていきます。
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    2017.11.13
    織技法と原材料がわかる伝統的工芸品(織物)一覧 
    平成29年現在で伝統的工芸品の織物分野には現在37品目が指定されています。指定された織物は伝統マークの証紙を張り付けることができます。それらは伝統的技法で作られたことを証明するお墨付きともいえ、消費者にとっても見ず知らずの販売員の口上より、安心できる判断材料となっています。  
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    2017.11.10
    紬地をつかった表装、インテリア
    紬の座布団の項では着尺や帯だけではない紬地の応用を紹介しました。今回は表装やインテリアへの展開の可能性について模索してみます。
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    2017.11.06
    パリッとした生々紬の型絵染帯 
    シンプルな柄行が多い紬には紅型などの型絵染の帯がよく合います。廣田紬では琉球紅型の他にもオリジナルの染帯を制作しています。今回紹介するのは紬を完全に精練しない生の紬地に、京染職人が丹精込めて染め上げたおしゃれ八寸帯の紹介です。
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    2017.10.30
    こだわりの草木染おしゃれ帯
    廣田紬ではおしゃれ着物に最適な工芸帯も取扱っております。織で様々な趣向を凝らした工芸帯は、染帯では表現できない洒落っ気、楽しさがあります。 今回は手織り、100%草木染にこだわった逸品を紹介します。
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    2017.10.25
    本当の風合いを取り戻す反物の地入れ(湯通し)
    一般的に織物を織る際には糸に糊をつけます。そうすることで毛羽立ちが抑えられ、糸の滑りがよくなるからです。他には糸の伸縮を抑え、経糸の強度を増す効果もあります。糊付けすることで糸が格段に扱いやすくなります。そのようにして織りあがった織物は硬さ、張りがあります。そこで一旦お湯にくぐらせて酵素で糊を取り除く作業を行うと、本来の風合いを取戻すことができるのです。この作業を地入れ(湯通し)といいます。
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    2017.10.20
    紬に最適な琉球びんがた
    琉球紅型はその鮮烈な色使いで見る人の視線を釘付にします。独特の柄の中に鮮やかな色を落とし込んでいくわけですが、色自体は派手ながらもその組み合わせの妙で全体が上品に見えます。そしてその立体感は単なる型絵染とは違う躍動感があります。
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    2017.10.19
    11月1日(水)、2日(木) 月初展示会のお知らせ
    11月1日(水)、2日(木)当社展示会場にて月初の定例展示会を行っております。 案内状の送付のない方でも気軽にお越しくださいませ。   写真は昨年の展示会の1カットです
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    2017.10.18
    小千谷紬の無地着尺
    小千谷紬といえば紬糸のざっくりとした風合いと緯総絣が特徴です。多彩な柄展開が人気ですが、経緯糸ともに真綿の手つむぎ糸を使った風合いは無地の着尺としても活躍してくれます。廣田紬では白生地や淡く染めた色無地着尺として小千谷紬を誂えています。
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    2017.10.18
    手仕事の織物が魅力的な理由を考える
    日本のような工業先進国において織物が人の手仕事によって作られ、確たるマーケットを築いているという事実はとても驚くべきことです。近代になって繊維製品は真っ先に工業化、省力化が図られました。和から洋へ生活環境が変化する荒波の中、伝統的工芸織物は残り続けてきました。
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