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- ブログ -
問屋の仕事場から

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ここでは廣田紬のホームページ内では紹介しきれない商品詳細や技術、産地のお話、
問屋ならではの情報をブログ形式で掲載させていただきます。
この場を通じて少しでも伝統工芸織物の素晴らしさを伝えることができれば幸いです。

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    2018.07.26
    絣を読み解く 絣柄技法編①
    絣模様は糸の段階で色を染め分けた絣糸を使い織られる柄のことです。前回までは絣糸の製法を紹介しましたが、今回はその絣糸を使い織り上げる絣柄について解説していきます。
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    2018.07.23
    絣を読み解く 絣糸作り編②
    絣模様を織りなすのに必要な絣糸、前編では防染によって絣糸を作る方法を紹介しました。後編では直接糸に染料をつけて染め分ける手法(直接法)を紹介していきます。
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    2018.07.19
    絣を読み解く 絣糸作り編①
    絣は先染め織物ならではの大きな魅力です。インドが発祥とされる絣の技術は東の果てである日本で驚くべき発展を遂げました。この絣を読み解くため、数回にわたって解説していきます。 まずは絣糸編と題して、絣模様を構成する絣糸について解説します。
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    2018.07.14
    2000円で紬を手にする ~産地が潤うふるさと納税~
    今から10年前に公布されたいわゆる「ふるさと納税」制度、年々認知度は高まり平成29年度の適用者は225万人、納税額は2,540億円にも達しました。寄付に対する返礼品として各自治体は様々な特産品を用意していますが、その中には紬をはじめとする伝統工芸織物の姿もあります。
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    2018.07.09
    真に文化的な紬織物
    日本の染織文化というと友禅染や西陣織といったものがまず浮かぶのではないでしょうか。事実、それらは圧倒的な市場規模を持つことから着物を語る上では外せない存在です。しかし友禅や西陣織は公家などのごく限られた層の為に発展した文化ですが、紬をはじめとする伝統工芸織物は庶民の文化といえるでしょう。地味に思える庶民の文化ですが、それらの文化的に豊かさには目を見張るものがあります。
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    2018.07.04
    どれが重要無形文化財? 本場結城紬の種類
    手でつむいだ無撚糸を使い織られる本場結城紬ですが、作り方によって様々な種類があります。この結城紬は重要無間文化財やらユネスコ無形文化遺産といった誇らしい謳い文句が並ぶことがありますが、内容を熟知していないと惑わされてしまうことになります。
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    2018.07.01
    2018年 祇園祭期間の休業 工芸展のお知らせ
    祇園祭に伴い、以下のとおり休業となります。 2018年 7月13日(金)~17日(水) 電話、メール対応は可能ですが、原則として休業中である旨ご了承ください。 また、14日(土)、15日(日)、16日(月)16時30分~ 東洞院仏光寺上るの当地におきまして工芸品の展示イベントを催しております。本年は夕涼展(ゆうすず)と題して、涼感を感じていただけるアイテムを揃えました。
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    2018.06.27
    英雄の名前を冠した大島紬の西郷柄
    NHK大河ドラマ「西郷どん」、鈴木亮平さんが演じる西郷隆盛と二階堂ふみさんが演じる愛加那の奄美大島でのひと時、出会いと別れ、そして再会を果たした二人のドラマに感動を覚えた人も多いのではないでしょうか。大島紬の柄にはそんな西郷隆盛の名前を冠した「西郷柄」が存在します。  
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    2018.06.24
    伝統的工芸織物の別誂えのススメ
    着物の別誂えと聞くと、なんとなく大それたイメージを持つ方がいるかもしれません。既存の在庫から商品を選ぶのではなく、オーダーメイドで一から作りあげるのですからとても手間がかかり、高価なものになると思われているのでしょう。
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    2018.06.20
    鶴の恩返し!? 羽毛を織り込んだ紬
    昔話の代名詞といってよいほど有名な「鶴の恩返し」 鶴は自分の羽を織り込むことで大変美しい布を織っていました。さすがに鶴が機織りをするわけにはいきませんが、水鳥の羽毛(ダウン)を織り込こんだ織物が伝わっています。
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