抜けるような透け感が美しい明石縮、絹の光沢感も相まって高級感…
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問屋の仕事場から
- 2017.10.18
- 小千谷紬の無地着尺
小千谷紬といえば紬糸のざっくりとした風合いと緯総絣が特徴です。多彩な柄展開が人気ですが、経緯糸ともに真綿の手つむぎ糸を使った風合いは無地の着尺としても活躍してくれます。廣田紬では白生地や淡く染めた色無地着尺として小千谷紬を誂えています。
冒頭の商品は経糸に色糸を混ぜることで色無地にした商品です。生地を拡大してみるとわかりますが、4本に1本の割合で色糸が通っています。すべて色糸を配置してしまうとこのような淡く優しい色使いはできません。
白生地は後染めをすることで、紬の風合いを生かした付下げや訪問着になります。
無地の着尺は絣糸を使用していない為、伝統マークの貼り付けはできませんが正真正銘の小千谷紬、地域団体商標である小千谷織物之証が張り付けられます。
経緯糸ともに真綿紬糸を使った小千谷紬の無地着尺、受注生産(MOQあり)も可能ですので是非ご相談ください。