手おりの里・金剛苑は秦荘紬や近江上布を制作する工房に加え、美…
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問屋の仕事場から
- 2017.11.20
- 手おりの里 金剛苑 秋の感謝祭探訪
手おりの里金剛苑は滋賀県愛荘町にある近江上布・秦荘紬を製作している工房です。工房は四季折々の草木に囲まれた贅沢な環境の中にあり、来訪者は藍染めや機織り体験をすることができます。今回は織元が主催する秋の感謝祭(11月17日~26日まで)に訪れましたので、その内容も踏まえつつ苑の紹介をします。
冒頭の写真、金剛苑の中心にある休憩室として使われている建物、実は地元の小学校(八木荘小学校)を移築したものです。現在の苑主はもとより、堤康次郎をはじめとする多くの近江商人が通った歴史ある校舎です。感謝祭ではこちらの建物を利用して様々な布に関連する商品が販売されています。
近江の麻を使った商品をはじめ、和装に限らず様々な関連商品が販売されています。そして様々な生地をメートル単位で購入することができます。価格も織元ならではのスペシャルプライスで、布好きの方にはたまらない内容です。
どこか懐かしい空間の休憩室ではお茶を飲みながらゆっくり品定めをすることができます。
金剛苑へのアクセスは湖東三山PAからETC限定(スマートインターチンジ)で約3分の場所にあります。感謝祭は11月26日(日)まで開催されていますので、紅葉狩りを兼ねて是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
所在地 滋賀県愛知郡愛荘町蚊野外514
TEL:0749-37-4131
苑内は織物に関する資料館をはじめ、金剛庵(生活資料館)、四季折々の庭園で来場者を楽しませてくれます。引き続き、金剛苑の施設を紹介してゆきます。