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問屋の仕事場から

2024.07.24
月刊『なごみ』2024年8月号 にて琉球織物の超高精細写真を公開

淡交社発行の月刊『なごみ』2024年8月号 にて、廣田紬工芸撮影部(CRAPHTO)で撮影した超高精細写真が紹介されました。

今回の特集は「茶席のきものに新しい風を」、沖縄染織紀行という形で44ページに及ぶ大特集です。茶道の専門誌として知られた本誌で、琉球染織品にここまでスポットが当たるのは特別なことです。

琉球の織物(紬や上布)は一般にはお洒落着として認知され、茶の湯の世界では縁のないカテゴリーと思われがちですが、その趣旨を理解した場や、普段のお稽古においては活躍してくれます。元の成り立ちが王侯貴族向けの特別な献上布であったりと、格の上でも遜色ない魅力的な生地がたくさんあります。これを機会に茶の湯の世界でも魅力的な沖縄の染織文化を知ってもらえればと思います。

1週間に及ぶ取材で様々な琉球染織品が特集されています。昨年、首里で人間国宝となられた祝嶺恭子さんによる琉球染織品の解説があり、茶の湯の場では普段表舞台にでない沖縄の染織文化に触れていただける内容になっています。

今回「新たな夏のきものをつくる」ということで久米島紬と宮古上布が紹介されており、夏久米島組織織(桃原禎子)シン・宮古織(神里佐千子)の撮影をさせていただきました。

サラッとした風合いの組織織。きっての名手の桃原先生ならではの仕上がり。

紡績麻糸と木綿糸から作られる宮古織、リーズナブルな価格を実現。

 

被写体との距離を3パターンに分けて超高精細撮影を行い、特設WEBページを作成しました。

組織を一本一本まで解像するよう、スマートフォン等でもズームして閲覧することができます。

月刊『なごみ』2024年8月号を是非お手にとってみてください。

※リンクはアマゾンにとびます

 

 

 

 

 

 

 

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