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問屋の仕事場から
- 2024.09.18
- 東京銀座に沖縄の織物が大集結(沖縄工芸フェア)
大変人気のある沖縄の織物ですが、離島を含めた様々な産地が点在しています。それを一挙に見ることのできる夢のような展示会が東京の時事通信ホールで開催されます。
沖縄工芸フェア《第31回沖縄工芸ふれあい広場》というタイトルで9月の後半に毎年開催されているもので、織物だけではなく三線や壺屋焼などの沖縄工芸全体の展示会となります。
開催日時:9月21日(土)~9月23日(月祝)
10:00-18:00 最終日は17:00迄
会場 :東京都中央区銀座 時事通信ホール
主催 :沖縄工芸ふれあい広場実行委員会
出展工芸品(自治体)
・喜如嘉の芭蕉布(大宜味村)
・読谷山花織/読谷山ミンサー(読谷村)
・知花花織(沖縄市)
・うらそえ織(浦添市)
・首里織/琉球びんがた/壺屋焼/琉球漆器/三線(那覇市)
・琉球絣/南風原花織(南風原町)
・ウージ染め(豊見城市)
・久米島紬(久米島町)
・宮古上布(宮古島市)
・八重山上布/八重山ミンサー(石垣市)
・八重山ミンサー(竹富町)
・与那国織(与那国町)
今年で31回目を迎える歴史ある展示会で、商品展示だけでなく制作工程の実演や講演会など様々なイベントが催されています。
作り手である組合のメンバーが出展していますので、様々な疑問点を直接聞くことができる貴重な機会です。
会場は2Fでエレベーターを上がれば小物などの展示即売が行われているブースに当たります。普段呉服の市場に流通しない「うらそえ織」「ウージ染め」などを見ることができます。
着物ファンにとってのメイン会場はシアターホールの中にある畳の敷かれた会場で、染織の各組合が軒を連ねています。一般の方には敷居が高いかと思われがちですが問題なく入っていただくことができます。
エスカレーターを上がったところに小売店の受付があり、気に入った商品があれば(組合によっては非売品もあり)案内して購入も可能になっています。
多くの組合は新作発表の場としていて、展示会に合わせて持ち込んだ鮮度の高い新作が並びます。私たち問屋にとっても東京でまとめて商品を見ることのできる貴重な機会であり、大変ありがたいイベントになっています。
沖縄工芸を銀座で見ることのできるまたとない工芸フェア、ぜひこの3連休に訪れてみてください。
以下公式サイトへのリンクです。
https://okinawakougei.studio.site/