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問屋の仕事場から

2020.10.16
伝統工芸織物を現代テキスタイルへ ARLNATA(アルルナータ)京都展のお知らせ

着物にしか使われることのなかった伝統工芸織物を現代のライフスタイルに合った形で発信するブランドARLNATA、10月27日(火)〜 11月1日(日)にわたり京都にて展示会が開催されます。


ARLNATA PRE-COLLECTION 1 in KYOTO 2020

 

期間:2020年 10月27日(火)〜 11月1日(日)

11:00~19:30 *最終日は17:30まで

27~30 予約制  31~11/1 フリーエントランス

場所:アートスペース余花庵 (京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町475

※リンクは展示会場のサイト(アクセス)に飛びます

 

ARLNATA主宰の寺西氏

ARLNATA (アルルナータ)は、現代のライフスタイルに合わせたモノづくりを通じ、伝統技術の新たな価値を発信するプロジェクト、「新た(ARATA)(ALATA)」と「あなた(ANATA)」を掛け合わした造語で、関わる一人一人と共にこの輪を育てていきたい意思を表しています。

主宰の寺西俊輔氏は京都大学建築学科を卒業後、YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)で生産管理やパタンナーを経て渡欧、Hermès(エルメス)をはじめとする複数のビックメゾンのデザイナーをつとめた異彩な経歴の持ち主。パリの世界的なテキスタイルの展示会・プルミエールビジョンにて日本の伝統織物である牛首紬の美しさに衝撃を受け、真にラグジュアリーであるべき日本独特の生地がふさわしい形で用いられていないことに、もどかしさを感じたといいます。

2018年末に帰国、大切に伝承されてきた日本の織物を現在のライフスタイルに合った形で発信するブランド、ARLNATAを立ち上げました。

→公式サイトはこちら

 

牛首紬を使ったオリジナルトレンチコート

これまで結城紬、大島紬、牛首紬などを使用した作品を発表、東京、大阪の展示会では大きな反響を呼びました。

今回京都での開催は初めてとなります。

近江ちぢみの半袖シャツドレス

新たな取り組みである、お客様のお好きな一反をお選びいただき、アルルナータオリジナルの洋服に仕立てる企画や、織物生地とニット生地を組み合わせたオリジナル洋服のオーダーも可能です。

10%OFF(一部商品のぞく)となる割引の案内状(廣田紬の押印付 10組限定)もございますので、お声かけいただければ送付させていただきます。

→ お問い合わせページから ARLNATA京都展案内状希望とご連絡ください。

 

和装分野でしか使われることのなかった日本の伝統工芸織物、これまで洋装に使う取り組みがなかったわけではありませんが、どこか野暮ったい仕上がりとなってしまうケースが往々でした。

しかし本当の一流デザイナーの手にかかると、洗練されたデザインの洋服に見事に生まれ変わります。日本の織物は好きだけど着物として着ることにどこか抵抗のある方、アパレルの世界では見ることが叶わない素晴らしい日本の生地を試したい方、是非足を運んでみてください。

織物(下井紬)とニットの融合させる高度な技術を適用。

 

 

廣田紬にご興味をお持ちくださった方はこちら
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