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- ブログ -
問屋の仕事場から

2026.03.04
四季を彩る型絵染作家 澤田麻衣子さんの染帯

廣田紬は紬を中心とした先染め織物の問屋ですが、民藝を発祥とする型絵や紅型といった染め物も扱っています。今回は澤田麻衣子さんの染め帯を紹介いたします。

澤田さんは京紅型で有名な(株)栗山工房で20年余りの修行を経て2017年に独立されました。個展を通じて徐々にファンを増やし、昨年には日本伝統工芸展の本展で入選するなど、今注目される型絵染作家です。

京都の工房で制作活動をされている澤田さんですが、廣田紬では主に紬生地の九寸帯を加工してもらっています。

廣田紬で扱う紬生地は経緯に紬糸を使ったこだわりの生地で、糸の太細が生み出す豊かな地風には 澤田さんの繊細な彩色の世界観が実によく合います。

彼女の自然を愛する情緒的な美意識からは、花鳥風月をテーマに次々と新しい型が生み出されます。

そして見る人を魅了する彩色、モノクロの世界に一つ一つ色を挿して鮮やかな柄が完成します。色とりどりの色彩は強いインパクトがありつつも、どこか優しく絶妙なバランスに収まります。

今回廣田紬では澤田麻衣子さんのプロモーションムービーを作成しました。

「四季を彩る型絵染作家 澤田麻衣子」

光溢れる澤田さんの工房で各工程を紹介しつつ、澤田さんにメッセージをいただいています。

「身につけていただいた方の心が明るくなるように」 そんな願いを込めて、図案の設計から型彫り、糊置き、彩色まで、全ての工程を一つひとつ丁寧に積み重ねる彼女の真摯な手仕事をご覧ください。

 

澤田麻衣子 略歴

1972 新潟県出身
1994 文化女子大学
テキスタイルコース卒業

1995 新潟茜工房にて型染を始める
1996 京都(株)栗山工房入社
二代目栗山吉三郎に師事
2004 熊本くらしの工芸展入選
2005 第29回全国伝統的工芸品コンクール 入選
2015 「着物Salonと銀座もとじが選ぶ染織大賞」大賞受賞
2017 独立
2017 第51回日本伝統工芸展染織展
初出展初入選
第53回、第59回入選

2018 第47回日本伝統工芸展近畿展 入選
2019 第48回日本伝統工芸展近畿展
京都新聞賞受賞
(以後第49回、第50回、第52回、第53回、第54回、第55回入選)

2025 第72回日本伝統工芸展
入選

 

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